「木質化筐体の簡易トイレを開発」が掲載されました(日刊木材新聞 3月24日付)

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木質化筐体の簡易トイレを開発
(日刊木材新聞 第2面)

 会津森林活用機構(福島県喜多方市、唐橋幸一郎社長)は、2019年度の「福島県木材製品需要拡大技術導入事業」で「簡易仮設トイレ (筐体木質化)」を製作し、福島県喜多方合同庁舎分庁舎の庭で展示した。
 同社は、各地で観光客用、イベントなどで設置される簡易仮設トイレがプラスチック素材で作られていることが多い点に着目。
 脱炭素社会へ向けて、森林資源をフル活用した簡易トイレを開発した。
 トイレはサイズ3945ミリ四方のスペースの前後に1225ミリ角の入口スペースをカットしたもので、3×10判の構造用合板12ミリ厚を横使い、3段重ねで構成した。
 合板同士の接合部はロトブラースの気密テープを使って施工した。
 小林靖尚同社取締役は「災害時の避難所での仮囲いや更衣室などとして使うこともできる」と話している。

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